大人も子供も姿勢が良くなる椅子「バランスチェア」11選

大人も子供も姿勢が良くなる椅子「バランスチェア」

腰痛の改善を促し、姿勢が良くなる椅子「バランスチェア」とは

腰痛の改善を促し、姿勢が良くなる椅子「バランスチェア」とは
出典:楽天市場(サンワダイレクト楽天市場店)

バランスチェアとは膝部分にクッションのある椅子や、ベース(脚部)が動く椅子のことです。クッションのあるタイプでは、膝部分で体を支えることが出来るため、前傾姿勢を保ったまま座ることが出来ます。前傾姿勢を保つことは正しい姿勢をキープすることに繋がり、姿勢の悪さが原因の腰痛を和らげますので、腰痛でお困りの方におすすめの椅子となります。ベースが動くタイプでは、自分で負担の骨盤に負担のかかりづらい位置に調整しながら、体幹を鍛えることが出来るので、姿勢が改善されます。

姿勢が良くなる椅子(バランスチェア)を選ぶおすすめの「4つのポイント」

バランスチェアを「種類で選ぶ」

プロポーションタイプ

プロポーションタイプ
出典:楽天市場(バランスラボ)

プロポーションタイプは膝にクッションが付いているのが特徴です。座面は前に傾いていて、膝部分のクッションで体を支えることで、自然と前傾姿勢となって背筋が伸びて、理想的な姿勢を保つことが出来ます。姿勢の悪さからくる腰痛にオススメの姿勢が良くなる椅子です。

スツールタイプ

スツールタイプ
出典:楽天市場(バランスラボ)

スツールタイプはベース(脚部)が動くのが特徴です。自分で骨盤や骨格に負担のかかりにくい正しい姿勢を導き、体幹(インナーマッスル)を鍛えることが出来ます。また座りながら運動が出来るので、座りっぱなしによる健康リスクを軽減します。健康志向の方にオススメの姿勢が良くなる椅子です。

バランスチェアを「身長で選ぶ」

バランスチェアを「身長で選ぶ」
出典:楽天市場(家具の穴場 カナケン)

バランスチェアはしっかりと自分の身長に合うものを選ぶことで効果を発揮します。各商品ごとに対応している身長をチェックして選びましょう。
バランスチェアの対応している身長は、大きく分けると子供用(110センチ以上)と大人用(130センチ以上)の二つとなります。子供用は小学生高学年になりますと、少し窮屈になってくるかと思いますので、子供の成長に合わせて選ぶ必要があります。小学生高学年から大人にかけては身長に対応した大人用のバランスチェアを選びましょう。

バランスチェアを「材質で選ぶ」

木製

木製
出典:楽天市場(バランスラボ)

ファブリック素材の座面や豊富な色などおしゃれなものが多いのが木製のバランスチェアの特徴。木製のデザインは部屋の雰囲気を崩さず馴染みやすく、空間に温もりを与えるのが魅力です。また、木製のバランスチェアは子供に適した商品も数多く、子供の学習椅子として正しい姿勢を身に付けさせるために購入を検討している方にもおすすめ。子供向け以外にも、木製のバランスチェアには大人向けのスタイリッシュな商品もあります

スチール製

スチール製
出典:楽天市場(サンワダイレクト楽天市場店)

耐久性が高く頑丈なことがスチール製のバランスチェアの特徴。機能も充実していることが多く、背もたれがついているものやキャスターが付いているものがあるのがスチール製のバランスチェアの魅力です。また、デザインもオフィスチェアに近いものがあり、仕事をしながら使用していても違和感のないものもあります。価格も木製のバランスチェアと比べて比較的安いので、初めてのバランスチェアにおすすめです。

バランスチェアを「機能性で選ぶ」

高さ調節機能

高さ調節機能
出典:楽天市場(バランスラボ)

多人数やお子さんが使う場合は、使う人の身長に合わせたり、子供の成長に合わせることの出来る高さ調節機能がついているバランスチェアがおすすめ。椅子のサイズが体と合っていないと、せっかくのバランスチェアの効果が発揮されません。その他にも、頭(目線)の位置が高くなってしまい、机で仕事や勉強をしている時に姿勢が悪くなってしまったりするので、多人数またはお子さんが使用される場合は高さ調節機能が必要となってきます。

背もたれ

背もたれ
出典:楽天市場(サンワダイレクト楽天市場店)

バランスチェアは背筋を伸ばして正しい姿勢で使用するので、ほとんどのバランスチェアには背もたれがついていません。しかし、仕事や勉強の間、休憩をしたいと思った時、背もたれがあれば姿勢を気にせずにゆったりと寛ぐことが出来ます。長時間バランスチェアに座りながら仕事や勉強をする方におすすめです。

キャスター

キャスター
出典:楽天市場(サンワダイレクト楽天市場店)

座った状態でもキャスターがあれば、自分で仕事や勉強に最適な位置に調整しやすいです。また、片付けやお掃除の際に軽い力で簡単に移動できるので、キャスターがついていると大変便利。座っている際に位置調整が必要であったり、頻繁にバランスチェアを動かす方におすすめです。

姿勢が良くなる椅子(バランスチェア)の「価格」は?いくらで腰痛が改善するの?

安いもので1万円を切るものから、高いものですと10万円を超えるものまでピンからキリです。1万円以下のバランスチェアでも姿勢が良くなるので、十分に腰痛改善の手助けとなります。価格の高いものになってきますと、デザイン性も格段に高くなってきて、インテリアとして部屋をおしゃれに見せることが出来ます。

おすすめの姿勢が良くなる椅子(バランスチェア)「全11選」

プロポーションタイプ

バランスラボ「バランス イージー(balans Easy)」

バランスラボのバランスチェア「バランス イージー(balans Easy)」
出典:楽天市場(バランスラボ)

子供から大人まで「ラクに姿勢が良くなる椅子」です。一般的な椅子ですと、座った時の上体と太ももの角度は90度となりますが、バランスイージーに座った時の角度は120度になります。この120度という角度によって、無意識に体が理想的なS字カーブの姿勢に導かれます。正しい姿勢によって呼吸や血流が良くなるので、仕事や勉強など集中力を高めることが出来ます。さらに、この120度という角度は骨盤や骨格への圧迫を少なくするので、内臓へのダメージを軽減します。膝のクッションの高さは簡単に7段階に調節する事が可能。2020年度グッドデザイン賞を受賞したバランスチェアです。

宮武製作所「CH-889CK プロポーションチェア」

宮武製作所のバランスチェア「CH-889CK プロポーションチェア」
出典:楽天市場(1st-KAGU 【ファースト家具】)

自然と正しい姿勢を身に付けることの出来るロングランヒットを続ける名品です。座面と脚受け面を身長に合わせて調整して座るだけで、自然と背筋が伸びて、肩や腰、首への負担を軽減する正しい姿勢を維持することが可能なので腰痛の改善になります。子供の学習椅子としてはもちろん、お仕事や趣味でしようしたり、長時間の作業におすすめです。子供から大人まで使うことを考えられていて、昇降機や座面の取り付け位置の高さ調節以外に、補助クッションの有無によって、大人でも身長に合わせたベストポジションを実現出来ます。補助クッションはそれぞれ6センチの肉厚クッションでゆったりとお尻を受け止めます。また、椅子の四隅に前後移動が出来るキャスターが付いているので、子供でもラクに移動できるバランスチェアです。

パスカルジャパン「ニーリングチェア(Kneeling Chair)」

パスカルジャパンのバランスチェア「ニーリングチェア(Kneeling Chair)」
出典:楽天市場(パスカルJP 楽天市場店)

取り外し可能な、取っ手や背もたれが特徴的なバランスチェアです。取っ手を持ちながら立ち上がったり、座ったりできるので安定性があります。また取っ手を持ちながら微妙な位置調整を行うことで、自然と腰が伸び、腰への負担を膝に逃すことが出来るので疲れにくく腰痛の改善になります。座面の高さ調節はレバーを持ち上げるだけのガス圧式で、お好みの高さに調節可能。膝クッション部分は4段階で角度を調節することが出来て、子供から大人まで対応。背もたれ・座面・膝クッション部分が通気性のあるメッシュ素材を使っているので蒸れにくく、長時間の使用に向いております。前後移動可能なキャスターも付いているので移動にも便利なバランスチェアです。

ルネセイコウ「セブンポーズチェア」

ルネセイコウのバランスチェア「セブンポーズチェア」
出典:楽天市場(LOOKIT オフィス家具 インテリア)

勉強時や作業時は正しい姿勢で、休憩の際にはゆったりとリラックスする姿勢にもなれる可変式のバランスチェアです。作業時には一般的なバランスチェアと同じ姿勢で座ることもでき、脚受け面をたたむ事でスツールと同じ姿勢でも座ることが可能。さらにリラックス時には座面を持ち上げることで背もたれになり、ゆったりと寛ぐことが出来ます。子供の使用する場面も考えられており、脚受け面に追加の学童パッドを固定すれば、適合身長が110センチからとなりますので、子供から大人までご家族みんなでご使用いただけます。また、脚部には滑り止めと床を保護するための保護キャップがついていて、利用する場所を選ばないうえに、使わない時にはコンパクトに収納することが出来て、置く場所に困らないバランスチェアです。

サンワサプライ「バランスチェア」

サンワサプライのバランスチェア「バランスチェア」
出典:楽天市場(サンワダイレクト楽天市場店)

着座時に体へ負担の少ないS字カーブへと導かれるので、腰痛対策に役立つ椅子です。座ったまま高さ調節を行えるので、スムーズにベストポジションを保て、勉強や仕事に集中出来ます。休憩時に体を預けることの出来る可動式の背もたれが付いており、体に合わせてフィットするのでゆったりと寛ぐことが出来ます。座面と膝のせ台のクッションは厚手の約10センチで、座った時の負担を軽減します。脚部に4つキャスターがついていますので、お掃除の際でも軽い力で簡単に移動することが出来るバランスチェアです。

ヴァリエール(Varier)「バリアブルバランス(Variable balans)」

ヴァリエール(Varier)のバランスチェア「バリアブルバランス(Variable balans)」
出典:楽天市場(Shinwa Shop 楽天市場店)

バリアブルバランス(Variable balans)は1979年にノルウェーのデザイナーによってデザインされた世界初のバランスチェア。発売から40年以上たった今も、世界40カ国もの国々で人気です。「座るだけで姿勢が良くなる」というコンセプトで、コペンハーゲンの家具フェアで発表され、それまでの椅子の概念を大きく変えました。人の体は動くことが前提となっているので、座っている間でもじっとしていることが難しく、たとえ座り心地のよい椅子に座っていたとしても動いてしまいます。人間工学に基づいて作られたバリアブルバランスでは、他の椅子と比べて「座る人の動きに合わせて椅子も動く」ので、動きたいという体の欲求を助ける機能を持っています。美しい姿勢を保ちながら健康的になることが可能で、成長期の子供に正しい姿勢を身に付けさせるだけでなく、デスクワークの多い大人の方にもおすすめなバランスチェアです。

ヴァリエール(Varier)「マルチバランス(Multi balans)」

ヴァリエール(Varier)のバランスチェア「マルチバランス(Multi balans)」
出典:楽天市場(Shinwa Shop 楽天市場店)

マルチバランス(Multi balans)は1981年にバリアブルバランスと同じく、ノルウェーのデザイナーによってデザインされた世界で最もポピュラーなバランスチェアの一つ。前傾姿勢をとることの出来る座面と膝当てシートを調整することで、子供から大人まで、最適な座り心地をどなたでも手に入れることの出来る椅子です。座ると自然に背筋が伸び、正しい姿勢へ導かれるので、肩が首回りの負担を軽減させます。折りたたみする事が可能で、軽量なので持ち運びすることが出来るのが特徴。前後に動くキャスターもついているので簡単に動かせます。さらにマルチバランスはお子様の為に考えられたデザインで、専用のアタッチメントを装着することで、110~140センチ位までの子供でもご使用いただけます。調整レバーで足の位置を変えられるので、成長期のお子様はもちろん大人の方でも最適な姿勢で座ることの出来るバランスチェアです。

ヴァリエール(Varier)「ウィングバランスWing Balans)」

ヴァリエール(Varier)のバランスチェア「ウィングバランス(Wing Balans)」
出典:楽天市場(Shinwa Shop 楽天市場店)

ウィングバランス(Wing Balans)はキャスター付きなので、パッと見だと一般的なオフィスチェアのように見えますが、細部において大きく違いがあります。様々な方向へ動くキャスターは体重が前後移動する際に、その荷重に対してスムーズに可動します。また一般的なオフィスチェアは正しい姿勢を保つことが難しいですが、ウィングバランスは従来のバランスチェアと同様、着座時に自然と正しい姿勢へ導かれます。さらに高さ調節はガス圧式となっており、レバーを使用して簡単にベストポジションをとることの出来るバランスチェアです。

スツールタイプ

バランスラボ「バランス シナジー(balans Synergy)」

バランスラボのバランスチェア「バランス シナジー(balans Synergy)」
出典:楽天市場(バランスラボ)

バランス シナジー(balans Synergy)は一言で表すなら「歩くように座れる椅子」です。脚部が楕円形となっており、ゆらゆらと揺れる構造となっていて、体幹筋に適度な刺激を与えます。さらに人間が持っている、自然とバランスをとろうとする性質を利用し、自然と背筋を伸ばして正しい姿勢へと導きます。臨床試験によって腰痛の人がバランスシナジーを使った場合、腰が痛くなりにくいことが実証されているので、姿勢や腰痛が気になる方におすすめです。座面はラウンドシートとスクエアシートの2タイプ。ラウンドシートはスクエアシートと比較して座面の面積が小さく、太ももが圧迫されにくいのが特徴。またスクエアシートは面積が広いので体重を分散させることが出来ます。座面はオートリターン機能が搭載されており、座面が回転している状態の時に立ち上がれば、座面の向きが自動的に定位置へと戻ってきます。パナソニック、トヨタ自動車、ソフトバンクなどの大企業のオフィスにも導入されているバランスチェアです。

バランスボディ研究所「グラッチェア」

バランスボディ研究所のバランスチェア「グラッチェア」
出典:楽天市場(バランスボディ研究所)

グラッチェアはテレビ朝日「グッド!モーニング」で紹介された在宅ワークを快適にするバランスチェア。姿勢が固定化されないので、無意識にバランスを取ろうと体がすることで、腹筋、背筋などの体幹が鍛えられて、正しい姿勢を保てるようになります。座りっぱなしのデスクワークでも、前後左右さまざまな方向に腰回りを動かすことが可能で、座りながら運動することで健康リスクを軽減します。座面はさらりとした手触りのメッシュ生地で、座っているときに蒸れにくい仕様。座面裏側に高さ調節機能がついているので、机の高さに合わせて目線の位置を調節することが出来ます。デスクワークが多く、運動不足を感じている方におすすめのバランスチェアです。

ヴァリエール(Varier)「ムーブ(MOVE)」

ヴァリエール(Varier)のバランスチェア「ムーブ(MOVE)」
出典:楽天市場(モモダ家具楽天市場店)

ムーブ(MOVE)はシートに着座した瞬間から自由な座り心地を実感できるバランスチェア。緩やかな傾斜を持つベース(脚部)はチルト機構が内臓されており、あらゆる方向へ体を動かしても追随するように工夫されています。座面は馬の鞍をイメージさせるもので、大腿部が垂直に近い状態へと導かれ、ほとんど立っているような姿勢になったとしても滑らないように工夫されています。健康を考えた人間工学に基づいており、胴体と大腿部の間の角度を大きく取ることで、しっかりとした呼吸が可能となり、集中力を高められるうえに、背骨に対する圧迫も軽減されます。また円形のベース(脚部)はラバーソールをつけることで滑りやすい床にも対応出来ます。手を伸ばしたり、体を動かして作業するようなさまざまな場面で活躍するバランスチェアです。

まとめ

バランスチェアを使えば正しい姿勢が身につき、腰痛などの改善に役立ちます。勉強や仕事などのデスクワークでの集中力も上がりますので、ぜひこの機会にご検討ください。